BLOG行政書士大山真哉事務所ブログ
【近況と雑感】ChatGPTとGemini、結局どっちに課金する?仕事でGoogleを使う私がAI初心者なりに比べてみた
最終更新日 2026年9月17日
最近、仕事でもう少しAIを活用できないかと考えるようになりました。
普段の仕事では、GmailやGoogle Drive、Googleカレンダーなど、Googleのサービスを中心に使っています。
Geminiも少し触ってはいるものの、まだ「AIを使いこなしている」と言えるほどではありません。
一方、奥さんはChatGPTをかなり日常的に使っています。
献立を考えてもらったり、買い物について調べたり、車選びを相談したり。横で見ていると、単に「分からないことを検索する」のではなく、かなり相談相手に近い使い方をしているんですよね。
それを見ているうちに、
「仕事ではGeminiが便利そうだけど、相談相手としてはChatGPTの方がいいのかな?」
という疑問が出てきました。
そしてもう一つ。
「そもそも、どちらかに毎月お金を払うほど使うんだろうか?」
という疑問もあります。
そこで今回は、AIにそこまで詳しくない私が実際に使うことを前提に、ChatGPTとGeminiを比較してみました。
まず気になったのは料金。有料版にする必要はある?
ChatGPTにもGeminiにも無料版があります。
そして、どちらも有料版にすると使えるAIの性能や利用量、追加機能などが増えていきます。
最初は単純に、
「月額料金が安い方でいいんじゃない?」
くらいに考えていました。
でも調べてみると、Googleの有料AIプランの場合はAIだけでなく、Google DriveやGoogleフォトなどで使えるストレージも関係してきます。
もともとGoogleのストレージにお金を払っている人なら、「AIにいくら払うか」だけで比較するのは少し違うわけです。
一方、ChatGPTは、AIそのものをどのくらい使うかが料金を払うかどうかの大きな判断材料になります。
なので、料金だけを見るよりも、
「自分はAIに何をしてほしいのか?」
から考えた方がよさそうでした。
「結局どっちのAIが賢い?」は、意外と決め手にならなかった
最初に知りたかったのは、やっぱりこれです。
ChatGPTとGemini、結局どっちが賢いの?
ところが調べたり実際に触ったりしてみると、今はどちらもかなり高性能です。
文章をまとめる。
メールを書く。
調べ物をする。
アイデアを出してもらう。
分からないことを説明してもらう。
こうした一般的な用途なら、どちらでもかなりのことができます。
むしろ使っていて違いを感じそうなのは、AIそのものの頭の良さより、その前後の機能でした。
検索やお店探しならどう違う?
例えば休日に、
「今から夫婦2人で八王子駅の近くで昼ご飯を食べたい。1人1,000円くらい。今日は子どもがいないから、小さなラーメン屋やエスニック料理でもOK」
と相談してみる。
これが意外と便利でした。
普通の検索なら「八王子 ランチ」と入力して、自分で検索結果を一軒ずつ見ていきます。
AIなら、
「北口だけにして」
「特別感はなくていい」
「ラーメンでもカレーでもいい」
「今から営業している店だけ」
と会話しながら条件を変えていけます。
場所や店舗を探す用途では、GoogleマップをはじめとしたGoogleのサービスとの親和性が高いGeminiには魅力があります。
一方、ChatGPTもWebを検索できます。
そして検索した後、
「この3店なら、私たちにはどこがよさそう?」
と相談を続けられる。
私にとっては、
「探す」→「比較する」→「相談して決める」
までAIと会話できること自体が、普通のGoogle検索との大きな違いでした。
Gmailと組み合わせたら「AI秘書」に近づきそう
仕事で一番使ってみたいと思ったのが、Gmailとの連携です。
例えば朝、
「今日届いたメールの中から、対応が必要なものだけ整理して」
とAIに頼む。
そこから、
「これは今日中に返信」
「これは来週まで」
「この予定はカレンダーに入れておきたい」
「このメールへの返信文も作って」
と続けられたら、かなり便利です。
ここは普段からGoogleのサービスを仕事で使っている私にとって、Geminiに興味を持った大きな理由でした。
Gmail、Google Drive、Googleカレンダーなど、普段使っているサービスの中にAIが入ってくる。
そう考えると、AIが単なる「質問すると答えてくれるサービス」ではなく、
仕事を手伝ってくれる事務アシスタント
に近づいてきます。
ChatGPTにもGoogleサービスと連携する仕組みがあります。
ただ、仕事の環境そのものがGoogle中心なら、Geminiを試してみる理由はかなりありそうです。
Google Driveに大量の仕事資料がある場合は?
次に気になったのがGoogle Driveです。
仕事を続けていると、Driveにはどんどんファイルが増えていきます。
PDF、見積書、企画書、表計算、マニュアル、過去の資料……。
これをAIに活用してもらえたら便利です。
例えば、
「Driveにある○○関係の資料を見て、これまでの経緯を整理して」
と頼める。
これはGoogleのサービスを仕事の情報置き場として使っている人にとって、Geminiのかなり面白いところだと思います。
一方、ChatGPTには「プロジェクト」という機能があります。
例えば、
「飲食店開業」
というプロジェクトを作って、
事業計画、物件資料、メニュー案、原価表、競合店調査、資金計画などをまとめておく。
その状態で、
「これまで相談した内容と資料を踏まえて、今の計画の課題を整理して」
と相談するような使い方ができます。
私なりに整理すると、
Gemini=Googleにすでにある仕事の情報をAIに活用してもらう
ChatGPT=AIとの相談そのものを一つのテーマとして積み上げていく
という違いが見えてきました。
「前に話したことを覚えていてほしい」も重要だった
AIを何度も使っていると、毎回同じ説明をするのが面倒になります。
「仕事はこういうことをしていて」
「前回はここまで考えて」
「こういう条件があって」
と、毎回最初から説明したくありません。
奥さんがChatGPTを使っているのを見ていて面白いと思ったのが、この部分です。
一つのテーマについて何度も相談して、
「前に話していた○○なんだけど」
というところから続きを相談する。
単発の質問ではなく、一緒に考え続ける相談相手のようになっていきます。
これは私自身も、これからAIを使うなら試してみたい使い方です。
Geminiも過去の会話やGoogle側の情報を活用する方向に進んでいます。
なので、ここについては実際に両方使ってみて、
「どちらの方が自分は話しやすいか」
を確かめるのが一番だと思っています。
家族で使うことを考えると、また話が変わってくる
さらに我が家の場合、私一人の問題ではありません。
奥さんもAIをかなり使っています。
そうすると、
「夫婦それぞれ有料AIを契約するの?」
という問題が出てきます。
月数千円でも、2人分となれば年間ではそれなりの金額です。
ここでGoogleのサービスを調べていて面白いと思ったのが、AIだけではなく、Google Oneのストレージやファミリー共有なども含めて考えられることでした。
家族写真をGoogleフォトに保存したい。
Google Driveの容量も欲しい。
夫婦それぞれAIも使いたい。
こうなると、
「AI代」だけでなく「家族で使うGoogleサービス全体」
として料金を考えた方がよさそうです。
調べていたら、自分はすでにGeminiを使える環境だった
そして今回、一番意外だったのがこれでした。
私は仕事で独自ドメインのGoogleアカウントを使っています。
GmailやGoogle Driveなどを仕事で使うために、以前からGoogle Workspaceに月額料金を払っていました。
今回あらためて契約内容を確認してみると、
Google Workspace Business Plus
を契約していました。
つまり、個人用のGoogleアカウントで、いきなり新しくGeminiの有料プランを契約する前に、
「今仕事で払っているGoogle Workspaceで、Geminiをどこまで使えるのか?」
を試した方がいいことに気づきました。
これは私と同じように、
「会社や個人事業でGoogle Workspaceを使っているけれど、AIはまだよく分からない」
という人なら、一度確認してみてもいいと思います。
知らないうちに、すでにAIを活用できる環境にお金を払っている可能性があります。
そして今の結論。「不足してから課金」でもいい
いろいろ比べてみて、今のところ私は、
最初からどちらか一方に決めなくてもいい
と思っています。
まず仕事では、今使っているGoogle WorkspaceとGeminiを活用してみる。
Gmailを整理してもらう。
Driveの資料について質問する。
文章を作ってもらう。
仕事について相談してみる。
それと並行して、ChatGPTでも雑談したり、仕事の相談をしたりしてみる。
そして、
「こっちの方が話しやすい」
「もっと長く使いたい」
「無料版の上限が気になる」
「もっとファイルを扱いたい」
「Googleとの連携をもっと使いたい」
といった具体的な不足が出てから有料プランを検討する。
今の私には、この順番が一番合っていそうです。
AI初心者ほど「どっちが最強?」から考えなくていい
今回比較してみて、一番考え方が変わったのはここでした。
ChatGPTとGeminiを調べ始めると、
「最新モデルはどっち?」
「ベンチマークではどっちが上?」
「どっちのAIが賢い?」
という情報がたくさん出てきます。
でもAIにそこまで詳しくない私にとって、本当に重要なのはそこではありませんでした。
自分はAIに何をしてほしいのか。
仕事がGoogle中心なら、まずGeminiを仕事の流れに入れてみる。
考えを整理したり、長期的に相談したりしたいなら、ChatGPTでも話してみる。
そして両方を実際に触って、
「これ、AIに頼むと楽だな」
という場面を少しずつ増やしていく。
その結果、
「無料版ではちょっと足りないな」
と思ったところで初めて課金する。
今のところ、我が家ではそんなAIとの付き合い方から始めてみようと思っています。